2025年度天体観望会予定

2025年度の天体観望会実施予定日が決まりましたのでお知らせします。

日程 観望予定天体

第1回    2025年5月6日(火・振替休日)  9:00-11:00 金星,太陽
第2回    2025年7月19日(土) 19:45-21:00 火星,アンタレス,アルビレオ
第3回   2025年9月6日(土)19:00-21:00 月,球状星団M13,土星(20時以降)                        
第4回    2025年9月20日(土)9:00-15:00 太陽,金星,アルクトゥールス                        
第5回    2025年10月25日(土)18:30-21:00 土星,アルビレオ,M13
第6回     2026年3月20日(金・春分の日)19:00-20:30 木星,オリオン座大星雲

生徒達が新しいデザインのポスターを作ってくれました。

3月21日天体観望会実施報告

晴天で天体観望会が実施できましたが,黄砂なのか,雲なのか,空にもやがかかり,肉眼では天体が確認しにくい時間帯が大半でした。逆に望遠鏡で拡大して見る木星は素晴らしくよく見え,いわゆるシーイングの良い状態でした。木星の縞模様が4本見え続けてました。オリオン大星雲も光害カットフィルターを使うことにより、空が明るいうちからよく見えました。

観望会報告
期日:2025年3月21日(金)19:00-20:30
天候:晴天で天体観望会を実施しました。
会場:名古屋学院天文台および1号館屋上(5階)
使用望遠鏡(使用アイピース)観望天体:SM(LV30mm) オリオン大星雲,V1(プローセル40mm) 木星+ガリレオ衛星→オリオン座小三つ星オリオン大星雲,TS(ラジアン4mm)木星(拡大),ES157-1(7.5mm) 火星,ES127-2(12.5mm)ガリレオ衛星,
来場者数:154
スタッフ:生徒(部員)15,OB 3,教員 3
特記事項:黄砂なのか雲なのか,空が白っぽく,オリオン座の三つ星が肉眼で見えなかったり見えたりする状況でした。スカイマックスで見るオリオン大星雲は光害カットフィルターを利用して来場者に見てもらいました。
所々で望遠鏡に並ぶ行列が伸び,観望天体をもう一度見たい,まだ見ていないから見たいといって列に並ぶ人が多く,20時30分終了予定でしたが,最後の一般観望者が天文台を出られたのは21:33でした。

11月9日観望会実施 「紫金山・アトラス彗星」見えるかも

本日快晴の予報が出ており,天体観望会を実施いたします。年間案内では月と土星を観望天体としてあげております。それ以外に,多くの人にとって,カメラを通して以外では最後の観察になるであろう紫金山・アトラス彗星が18時から19時頃天文台の望遠鏡を使って観察できると思われます。名古屋の空は明るいので,紫金山・アトラス彗星のながく延びた尾は望遠鏡を使っても街明かりや月明かりに紛れてほぼ見えませんが,コマ(核)とその周囲がぼんやり光っているようすは空がすっきり晴れていれば観察できます。本物の彗星を観望会で見られるチャンスはめったとないと思います。防寒対策をしっかりしてお越しください。本日は日中あたたかいことと,天気が良いことと,人気の土星が見られることから,来場者がのべ300人程度あるものと思われます。夜20時頃からは木星も見られます。来場者が一時的にあまりにも多くなった場合は屋上への入場制限を行います。その際は階下でお待ちいただくか出直していただくことになりますのでご了承ください。
本日は17:30以降の好きな時間に校舎屋上にお越し頂き,21:00までの好きな時間帯にお帰りいただくことになっております。しかし,あまりにも混雑した場合は5台の望遠鏡を覗いた後一旦屋上を出ていただきますようにお願いすることがあるかと思いますのでお含み置きください。
来場の際は徒歩または公共交通機関でお越しください。駐車場は使えません。近隣の店舗の駐車場に駐車されますと駐車場が混雑して店舗の一般のお客様にご迷惑をおかけすることになりますので,お控えください。

紫金山・アトラス彗星の望遠鏡観察・撮影に成功

地球から遠ざかりつつある紫金山・アトラス彗星ですが,テスト明けの部活再開時に参加できる生徒だけで撮影を試みました。肉眼ではどこにあるのかわかりませんでしたが,赤道儀の制御アプリに彗星の位置を入れて,望遠鏡を彗星の方向に向けました。望遠鏡を覗いても恒星か彗星かわかりづらいですが,カメラで数秒露出すると尾がはっきり見えました。

祝 ジュニアセッション奨励賞

祝 ジュニアセッション奨励賞
日本地質学会第131年学術大会(2024山形大会)
名古屋高校地球科学部・名古屋中学校自然科学部
「南知多町豊浜坂井地先の師崎層群に見られる変形荷重痕」
先日,9月8日に山形大学で日本地質学会ジュニアセッションのポスターセッションがあり発表して参りました。その審査結果が発表され,本校は優秀賞は逃したものの次点である奨励賞を受賞したことがわかりました。奨励賞は2022年にも受賞しており,2年ぶり2回目です。
中1の2人の発見を中3・高1の先輩が補完調査する形で調査発表しており,高2の生徒がポスターデザインを考えたり,発表しない中学生がわかりやすい説明の仕方を提案したりと,チームプレイの光る受賞であったと考えています。学会の先生方からのコメントが楽しみです。
今回の発表原稿について,予稿は10月末まで大会参加者限定公開でその後一般公開されます。
現在,審査用のポスター原稿が,題名で検索すると見られます。閲覧期間が終了しているにもかかわらずアドレスを知っている人は見られるようです。https://geosociety.jp/uploads/fckeditor/school/2024yamagata/J-P-13.pdf

観望会(9月21日)ご来場ありがとうございました。

本日校舎5階の天文台に689人の一般来場者の方が見えました。ほぼ曇りでしたが,何回か晴れ間に金星が見え,200人程度の方にSKYMAX25cm望遠鏡で昼間の金星をご覧いただきました。14時20分ごろには全天が厚い雲に覆われ,それ以降は地上風景(ナゴヤドームのてっぺん)を見ていただきました。1階物理室で同時開催したプラネタリウム公演にも,のべ288人の方にお越しいただきました。ご来場ありがとうございました。

本日(9月27日)の観望会について

お天気がおおむね曇りと予想されており,天体は見られない可能性が高くなっています。しかし,天文台の公開はしておりますのでよろしければお越しください。天体が見られる状態になれば,見ていただくように準備しております。曇りの場合は城内を一周していただいたら次の方と替わっていただきますようお願いします。1階でプラネタリウム公演を開催しておりますので,よろしければそちらに来場いただきますようにお願いします。

観望会(9月14日)来場ありがとうございました

9月14日(土)の観望会は来場者数138人,スタッフ26人(生徒12人,OB会員11人,教員3人)での実施となりました。観望天体:
ベガ,土星,月,M13球状星団,久しぶりに望遠鏡5台を使った観望会となりました。

9月14日本日観望会開催

本日16時までと21時から雨が降る予想となっておりますが,その間は晴れると見込まれます。急な天候の変化がない限り,観望会は,20時過ぎに完全に空が雲で覆われてしまうまで,実施いたします。開催予定時刻は18:30-21:00とご案内していますが,降雨に対処するため20:30ごろ撤収をはじめます。本日,雨上がりに涼しくなり,人気の土星が見えると期待して,大勢の来場者がいらっしゃると思われます。快晴ではなく,雲間から天体を覗くことになるので,「雲待ち」が起き,観望の列が渋滞しがちです。会場である屋上が混雑した際には,階段に並んで入場待ちしていただくこともあるかもしれませんので,あらかじめご了承願います。

おんたけ休暇村合宿2024

長野県木曽郡王滝村御岳高原にある名古屋市民御岳休暇村で,地球科学部・自然科学部は2泊3日の合宿観測を行いました。高2生が天の川を,中1がアンドロメダ銀河を撮影しましたので写真を紹介します。
 まずは中1生の撮った「ペガススの四辺形付近 アンドロメダ銀河が写っている!」。右側に写っている建物は御岳休暇村セントラルロッジです。真ん中辺にペガススの四辺形が写っており,左上にアンドロメダ座の大銀河が写っています。撮影時刻は2024年8月8日午前2時10分。