第2回観望会のようす

2023年7月22日に実施した天体観望会のようすです。外の望遠鏡で見ていただいた見頃の金星がメインなのですが,天文台内のスカイマックス天体望遠鏡で見るアルビレオも色がついて見え綺麗なので,大勢の方が並んで観覧されました。観覧者の方は171人でした。
1枚目の写真は5階屋上から西側を臨んだもので,左上に月,やや左下の空に金星が映っています。16cm反射望遠鏡が金星に向いています。中央にある丸いものは天体観測ドームではなく図書館の天窓です。
2枚目の写真は5階天文台の東側出口付近で,金星が低くなって見えなくなったため観望天体を変え,ベガを捉えようとしている望遠鏡と対応する生徒が写っています。また,天文台内のアルビレオを見る望遠鏡にならぶ列が天文台内に入りきらず,外にまで並んでいるようすも写っています。来場者の質問を受け,職員が夏の大三角の説明をしているのも写っています。普通ですと,外の望遠鏡でもアルビレオを見ていただき観覧者の列をちらすのですが,薄雲が出ていたために,外の望遠鏡でアルビレオを導入するのが難しく,明るくはっきり視認できるベガに向けようとしたと思われます。このあと,1枚目の写真に写っていた16cm反射望遠鏡も金星を捉えられなくなり,対象天体をこと座のダブルダブルスターに変更しています。
どちらの写真もOB会の方にお願いして広報用に撮影していただきました。

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