2011年度高3学年通信「地の塩」第1号

  

  

  

  

  

  

  内容

  • 鬚からのメッセージ

  2011311日、東日本大震災で多くの方が被災されました。亡くなった方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興をお祈りします。今世界中で被災地の方々に対して様々な活動が行われていますが、本校においても生徒が自主的に働きかけて義援金募金を行うなど、本校生徒が「今自分たちにできること」を考え、実行に移すということが学校全体で広がっています。ある生徒たち曰く「先生、僕たち生徒が自発的に行動することに価値があると思うんです。」

いよいよ高校生活最後の学年が始まります。ちょうど2年前に君達が入学した際に、「雄々しく強く生きなさい。何事も愛を持って行いなさい。」(コリントの信徒への手紙Ⅰ16:13)という言葉をおくりました。また、何事に対しても「雄々しく強く」挑戦をし続けることに価値があるのだということを2年間様々な場面で伝えてきました。本年度はその総仕上げの学年です。また、この1年は、君達が自分の進路実現に向けて具体的に行動する年であり、学校生活の様々な場面(部活動や学校行事、生徒会活動)で、最上級生として活躍するはずの年です。

 

教育の受益者は社会であると私は思います。君達が進路実現のために必死になって勉強していること、様々な場面で、失敗と挫折を恐れず「雄々しく強く」挑戦し続けていくことで最大限に鍛え上げた能力と、磨きあげた人間性は、自分の利益の為でなく、友の為に、チームの為に、そして社会の為に惜しみなく発揮されるべきものです。そのような観点を持った人であってほしい、そのように成長して、この学校を巣立って行ってほしいと強く思います。「奉仕の為の練達」”Mastery for service”こそが、君達が目指すべき「精神の紳士」であり、「名高生であるということ」の価値であると信じます。

自分の進路実現の為に「自発的に」行う努力は、今困難の中にある方々に対して、「今君たちができること」の一つであると思います。10年後の日本を、世界を支えていくのは、「名高生であること」の価値を体現する君達なのです。私はそのことを信じ、この1年を君達と共に歩んでいきたいと思います。

「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」(マルコによる福音書9:35

高校3年学年主任 立石陽一

  

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  鬚

  

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