投稿者「moto」のアーカイブ

観望会来場ありがとうございました

2025年9月6日土曜日の天体観望会は概ね晴れで,事故なく無事終了いたしました。
開場時間帯:19:00-21:00
来場者:224人
スタッフ:生徒21人,教員2人,コーチ1人,OB3人 計27人
観望天体:月,土星,アルビレオ,ベガ,M13,ダブルダブルスター

土星が出てくるまで,スカイマックス望遠鏡のみアルビレオ,他の望遠鏡は月を見ていました。低いところは雲の影響が大きく,土星が上がったきても最初は眼視で見えず,天文台内に設置されたスカイマックス望遠鏡のみで土星を観望していました。土星は今年,環消失の年で,珍しい串団子のような姿を楽しんでいただきました。土星が高くなり,眼視で確認できるようになって,天文台の外に設置された望遠鏡でも土星を観望できるようになり,天文台に置かれたスカイマックス望遠鏡の観望天体は球状星団M13に切り替えました。しかし後半はまた薄雲の影響が大きくなり,月に照らされた薄雲が邪魔をしてM13の存在が視野から確認できなくなることがしばしばでした。スカイマックス望遠鏡には直径25cmの大きなレンズが使われており,観望を希望される方が多かったのですが,観望には梯子を上り下りする必要があり,観望の交替に時間がかかり,観望希望者の列が長く伸びました。

おんたけ観測合宿

毎年恒例の名古屋市民おんたけ休暇村での夏合宿から今日帰ってきました。生徒26人参加,引率教員3人で2025年8月26日-8月28日の2泊3日で

長野県木曽郡王滝村御岳高原の名古屋市民おんたけ休暇村敷地内で流星観測・天体写真撮影などを試みました。全天班の生徒が撮影した,今朝の未明2時頃の全天:天の川です。webカメラを使った撮影を近年行っていますが,新機材での初めての撮影結果です。短時間で画像処理した速報的な画像ですが,しっかりと天の川が写っています。夏の大三角からアンドロメダ大銀河が中央に見えます。「アマテラス」という名前の改築された展望台の上から撮影させていただきました。はくちょう座の羽根の細かい星:6等星もみえる星空の下,流星班の生徒は2時間半で33個の流星を数えたそうです。1時間あたり13個で,ペルセウス座流星群とみられる流星が多かったそうです。

本日(2025年7月19日)観望会開催19:45-21:00

雲の多い天気ですが,待てば雲の間の晴れ間から天体がみえることもあると思われますので観望会は実施します。徒歩または公共交通機関でおいでください。近隣の店舗から駐車されて迷惑との苦情が学校宛てに入っていますので,くれぐれもよろしくお願いいたします。

5月6日(火)天体観望会は中止

天候不良のため2025年5月6日に予定していました天体観望会は中止といたします。
次回は7月19日(土)開催の予定です。

2025年度天体観望会予定

2025年度の天体観望会実施予定日が決まりましたのでお知らせします。

日程 観望予定天体

第1回    2025年5月6日(火・振替休日)  9:00-11:00 金星,太陽
第2回    2025年7月19日(土) 19:45-21:00 火星,アンタレス,アルビレオ
第3回   2025年9月6日(土)19:00-21:00 月,球状星団M13,土星(20時以降)                        
第4回    2025年9月20日(土)9:00-15:00 太陽,金星,アルクトゥールス                        
第5回    2025年10月25日(土)18:30-21:00 土星,アルビレオ,M13
第6回     2026年3月20日(金・春分の日)19:00-20:30 木星,オリオン座大星雲

生徒達が新しいデザインのポスターを作ってくれました。

3月21日天体観望会実施報告

晴天で天体観望会が実施できましたが,黄砂なのか,雲なのか,空にもやがかかり,肉眼では天体が確認しにくい時間帯が大半でした。逆に望遠鏡で拡大して見る木星は素晴らしくよく見え,いわゆるシーイングの良い状態でした。木星の縞模様が4本見え続けてました。オリオン大星雲も光害カットフィルターを使うことにより、空が明るいうちからよく見えました。

観望会報告
期日:2025年3月21日(金)19:00-20:30
天候:晴天で天体観望会を実施しました。
会場:名古屋学院天文台および1号館屋上(5階)
使用望遠鏡(使用アイピース)観望天体:SM(LV30mm) オリオン大星雲,V1(プローセル40mm) 木星+ガリレオ衛星→オリオン座小三つ星オリオン大星雲,TS(ラジアン4mm)木星(拡大),ES157-1(7.5mm) 火星,ES127-2(12.5mm)ガリレオ衛星,
来場者数:154
スタッフ:生徒(部員)15,OB 3,教員 3
特記事項:黄砂なのか雲なのか,空が白っぽく,オリオン座の三つ星が肉眼で見えなかったり見えたりする状況でした。スカイマックスで見るオリオン大星雲は光害カットフィルターを利用して来場者に見てもらいました。
所々で望遠鏡に並ぶ行列が伸び,観望天体をもう一度見たい,まだ見ていないから見たいといって列に並ぶ人が多く,20時30分終了予定でしたが,最後の一般観望者が天文台を出られたのは21:33でした。

11月9日観望会実施 「紫金山・アトラス彗星」見えるかも

本日快晴の予報が出ており,天体観望会を実施いたします。年間案内では月と土星を観望天体としてあげております。それ以外に,多くの人にとって,カメラを通して以外では最後の観察になるであろう紫金山・アトラス彗星が18時から19時頃天文台の望遠鏡を使って観察できると思われます。名古屋の空は明るいので,紫金山・アトラス彗星のながく延びた尾は望遠鏡を使っても街明かりや月明かりに紛れてほぼ見えませんが,コマ(核)とその周囲がぼんやり光っているようすは空がすっきり晴れていれば観察できます。本物の彗星を観望会で見られるチャンスはめったとないと思います。防寒対策をしっかりしてお越しください。本日は日中あたたかいことと,天気が良いことと,人気の土星が見られることから,来場者がのべ300人程度あるものと思われます。夜20時頃からは木星も見られます。来場者が一時的にあまりにも多くなった場合は屋上への入場制限を行います。その際は階下でお待ちいただくか出直していただくことになりますのでご了承ください。
本日は17:30以降の好きな時間に校舎屋上にお越し頂き,21:00までの好きな時間帯にお帰りいただくことになっております。しかし,あまりにも混雑した場合は5台の望遠鏡を覗いた後一旦屋上を出ていただきますようにお願いすることがあるかと思いますのでお含み置きください。
来場の際は徒歩または公共交通機関でお越しください。駐車場は使えません。近隣の店舗の駐車場に駐車されますと駐車場が混雑して店舗の一般のお客様にご迷惑をおかけすることになりますので,お控えください。

紫金山・アトラス彗星の望遠鏡観察・撮影に成功

地球から遠ざかりつつある紫金山・アトラス彗星ですが,テスト明けの部活再開時に参加できる生徒だけで撮影を試みました。肉眼ではどこにあるのかわかりませんでしたが,赤道儀の制御アプリに彗星の位置を入れて,望遠鏡を彗星の方向に向けました。望遠鏡を覗いても恒星か彗星かわかりづらいですが,カメラで数秒露出すると尾がはっきり見えました。

祝 ジュニアセッション奨励賞

祝 ジュニアセッション奨励賞
日本地質学会第131年学術大会(2024山形大会)
名古屋高校地球科学部・名古屋中学校自然科学部
「南知多町豊浜坂井地先の師崎層群に見られる変形荷重痕」
先日,9月8日に山形大学で日本地質学会ジュニアセッションのポスターセッションがあり発表して参りました。その審査結果が発表され,本校は優秀賞は逃したものの次点である奨励賞を受賞したことがわかりました。奨励賞は2022年にも受賞しており,2年ぶり2回目です。
中1の2人の発見を中3・高1の先輩が補完調査する形で調査発表しており,高2の生徒がポスターデザインを考えたり,発表しない中学生がわかりやすい説明の仕方を提案したりと,チームプレイの光る受賞であったと考えています。学会の先生方からのコメントが楽しみです。
今回の発表原稿について,予稿は10月末まで大会参加者限定公開でその後一般公開されます。
現在,審査用のポスター原稿が,題名で検索すると見られます。閲覧期間が終了しているにもかかわらずアドレスを知っている人は見られるようです。https://geosociety.jp/uploads/fckeditor/school/2024yamagata/J-P-13.pdf

観望会(9月21日)ご来場ありがとうございました。

本日校舎5階の天文台に689人の一般来場者の方が見えました。ほぼ曇りでしたが,何回か晴れ間に金星が見え,200人程度の方にSKYMAX25cm望遠鏡で昼間の金星をご覧いただきました。14時20分ごろには全天が厚い雲に覆われ,それ以降は地上風景(ナゴヤドームのてっぺん)を見ていただきました。1階物理室で同時開催したプラネタリウム公演にも,のべ288人の方にお越しいただきました。ご来場ありがとうございました。