第3回観望会報告

好天に恵まれ,土星とM13がよく見えました。生徒スタッフ当初10人→途中参加含めると13人で,望遠鏡3台を(スカイマックス,TS160,FC100)使って観望していただきました。スタッフの間で場内の危険箇所についての認識を徹底できず,来場者の方で,段差に気づかず怪我をされた方が1人出てしまいました。天体観望については,特に観望会後半反射赤道儀TS160で拡大率を上げて(焦点距離1000mm,アイピース焦点距離5mm→200倍で)みる土星は素晴らしく,狭くなって見えにくくなっているはずのカッシーニの隙間が非常にはっきりと確認でき,衛星も複数みえ,本体の縞模様も綺麗に見えて,これまで生観望した土星の中で最高に綺麗であったと思います。最初はTS160とFC100が土星の観望。スカイマックスがM13の観望という分担でした。途中からFC100はアルビレオの観望用に変更しました。来場者数は220人を超え,天文台はほぼずっと,屋上へも一時,入場制限をかけました。スカイマックスで見るM13も球状星団の恒星の粒々が見えると指摘した人が10人ほどいらっしゃいました。観望会終了後にスタッフでチェックしたところ確かに球状星団に属する恒星のいくつかが粒々になって見えました。TS160 のアイピースをスタッフがスマホで覗いて撮影した写真が1枚残っていますので添付します。

2023年9月16日名古屋中高天体観望会でスマホかざし撮影した土星。環が見える。
観望会スタッフ生徒が簡易撮影した土星

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