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英語学学さんからの質問⑨

<質問>
He proposed some plans, none of (     ) seemed practical at all.【正解③】
①them ②these③which④that
■彼はいくつかプランを提案した。しかし、どれも現実的とは思えなかった。
←None of the plans seemed practical at all.
none of 名詞ならNone of theseという形もthisの複数形として取れるのでしょうか。None of themが取れるのはピンと来ます。
<回答>
学学さん!これは学学さんの言う通りで、none of theseにもなります。こんな具合です。
⊿その内のどれも現実的とは思えなかった。
None of these [or them] seemed practical at all.
2つの英文が接続詞なしてコンマだけで結ばれることはないので、ここでは文脈からbutで結んでやります。
⊿彼はいくつかプランを提案した。しかし、どれも現実的とは思えなかった。
He proposed some plans, but none of these [or them] seemed practical at all.
でも、問題文にはbutがないので、接続詞の働きを持っている関係代名詞を使うことになります。none of them [or these] のA of Bのセットは固い絆で結ばれているので、これをバラバラにして飾りの先頭に出せません。さらに、前置詞+関係代名詞でthatは使えないので、結局none of whichしか残らないわけです。

英語学学さんからの質問⑧

<質問>
The conditions (      ) these fine works were created were usually of a most difficult kind.【正解①】
①under which ②of which
③which ④to which
■その様なすばらしい作品が生み出される状況は、いつもとても厳しいものであった。
←These fine works were created under the conditions.
These fine works were created the conditions. でも大丈夫ですか?
The conditions created these fine works. だから大丈夫だと思って③も大丈夫だと思いました。of the conditions、to the conditionsでは変なので論外ということで大丈夫でしょうか。(状況ではatやin、underがピンとくる?)
<回答>
学学さん!とても英語的で面白い発想です。
過酷な環境がそんな素晴らしい作品を生む。
Severe conditions create these fine works.
確かにこれは正しい英語です。theは既出か周知か直後に飾りがある場合だけなので、ここでは付けませんでした。問題文にはunder which以下の飾りがあるのでtheが必要になります。でも、この英語が成り立つからと言って③が正解にはなりません。関係詞の問題を解くときに大切なのは、飾りの文を完全文にして思い浮かべることでした。こんな具合です。
状況はいつも、とても厳しい種類のものです。(言いたい文)
The conditions were usually of a most difficult kind.
そのような素晴らしい作品がそんな状況のもとで生み出された。(飾りの文)
These fine works were created under the conditions.
under which these fine works were created
言いたい文の主語the conditionを飾る文は、学学さんが考えたような英語にはなりませんよね。そして「そんな状況のもとで」なのでunderを使います。「そんな状況について」ならof the conditions(関連のof)、「そんな状況に対して」ならto the conditionsになります(指さすto)。「その状況見ろ」ならばlook at the condition(一点のat)、「雲の状態で」ならin the condition of cloudsです(状況・状態のin)。
そして、次のような英語は誤りです。
そんな素晴らしい作品が生み出された。この環境?
[These fine works] were created / the conditions. (×)
受け身の文はthese fine works were createdで完結しています。the conditionsは何の役割も果たしていません。

英語学学さんからの質問⑦

<質問>
The president of the company, (      ) I introduced you last week, is extremely fond of modern music.【正解③】
①who ②whom
③to whom ④for whom
■先週僕が君に紹介した会社の社長は、現代音楽がとても好きだ。
←I introduced you to the president of the company.
入試では基本introduce 人 to ~の形で覚えれば大丈夫でしょうか?
<回答>
学学さん!introduceは「人を紹介する」「文化を伝える」「システムを導入する」くらいの意味を覚えておけば良いでしょう。でも、安心してください。3つとも「inttoduce [人・文化・システム] to~」の形が使えます。こんな具合です。
私の友人の福士さんをご紹介します。
Let me introduce my friend Fukushi to you.
パンはポルトガルから日本に伝わった。
Bread was intruduced to Japan from Portugal.
私たちはフレックスタイム制を導入した。
We introduced frex-time systems to our office.
文化の伝搬やシステムの導入の場合にはtoの代わりにintoを使うこともありますが、どちらでも良いものを問題化することはありません。英作の時に困ったらtoにしておけば良いわけです。

英語学学さんからの質問⑥

<質問>
He is the boy (      ) we spoke the other day.【正解①】
①of whom ②who
③whom ④that
■彼は、僕らが先日話していた男の子です。
←We spoke of the boy the other day.
speak/talkで人を指す時はspeak/talk to人にする(悪魔の語法11)からその延長線でspeak of 人で覚えればよいのでしょうか。 speak 人が取れるなら ③、万能だから④でも大丈夫に思ってしまいました。
<回答>
学学さん!speak to人やtalk to人の延長線でspeak ofやtalk ofを考えてください。ofは「関連のof」ですからaboutにしても問題ありません。でも「speak人」の形は取れません。「人のことについて話す」ならofかabout、「人に対して話しかける」ならtoが必要です。「人を話す」ことはできません。だから、②③④は成り立ちません。
1つ気になるのは、学学さんはthatを万能だと考えていることです。thatが万能だったのは高校入試までです。大学入試では「thatが使えない場合」と「thatしか使えない場合」が出題されます。こんな具合です。
■thatが使えない場合
①所有格の関係代名詞
②前置詞+関係代名詞
③非制限用法の関係代名詞
■thatしか使えない場合
①先行詞が唯一絶対のtheの付いた限定的な名詞
②先行詞が全部か皆無
③先行詞が人とモノ
④先行詞が疑問詞
「thatが使えない場合」は説明しましたね。「thatしか使えない場合」にはリンクを張っておきました。参照してみてください。

英語学学さんからの質問⑥

<質問>
Don’t (     ) such foolish things!【正解①】
①say ②tell ③speak④talk
■そんなバカなことを言うんじゃない!
say や tell のように that+文や”文”は使えません、だから①②は除外したのにどうして①なのかわかりませんでした。…???
<回答>
学学さん!これはもっともな質問です。sayやtellは「伝達される内容」、speakやtalkは「発話という行為」に焦点が当たっています。そして、「バカなこと」は「伝達される内容」ではないのでsayやtellを除外したわけですね。その判断は間違ってはいません。
さて、sayやtellで伝達される内容は同じかというと、そうではありません。sayの方は直接口から出た言葉、tellの方はアンが言うのを聞いた人が客観的に受け取った言葉です。こんな具合です。
アンは「母は外出中です」と私に言った。
Ann said to me, “My mother is out now.”
Ann told me that her mother was out then.
「母は今外出中です」は直接アンの口から出た言葉、「彼女のお母さんはそのとき外出中だったということ」はそれを間接的に聞いた人が受け取った言葉です。ここでは、アンの口から出た言葉はmy mother is not nowの5語ですが、場合によっては1語や2語のこともあります。こんな具合です。
「はい」と言って!
Please say “yes”!
アンにさよならを言いたい。
I want to say “goodby” to Ann.
言葉は使っているうちに簡略化されるので、” “がとれてしまいます。
「はい」と言って!
Please say yes.
アンにさよならを言いたい。
I want to say goodby to Ann.
yesやgoodbyはwordなので、そのうちwordthingsayの後ろに来るようになります。
彼はそれに対して一言も言わなかった。
He didn’t say a word about the matter.
彼はいつも馬鹿なことばかり言ってる。
He is always saying a foolish thing.
つまり、「さよならを言う」とか「バカなことを言う」というのは慣用表現で、say, tell, speak, talkに関する文法問題ではないということです。ここらへんが厄介ですよね!もっと言うと、「バカなこと」の意味のnonsenseを使うとspeakでもtalkでも使えます。こんな具合です。
バカなことを言わないで!
Don’t speak nonsense!
=Don’t talk nonsense!
でも、こんなのは試験には出題されないので覚えなくても大丈夫です。

英語学学さんからの質問⑤

<質問>
We would often (     ) far into the night.【正解③】
①say ②speak
③talk ④tell
■僕らはよく夜遅くまで話をしたものでした。
①④はパッケージだから除外するして、②と③の違いがわかりませんでした。
<回答>
学学さん!speakとtalkは両方とも「話す」の意味ですから、区別をするのが厄介な動詞です。sayやtellのように、話す内容が大きなパッケージになって目的語(何を)のところに来ないのは学学さんの言うとおりです。ではspeakやtalkは何を話すのかというと、「悪口」や「真実」、「話題」などです。こんな具合です。
僕はいつも本当のことを言っている。
I always speak the truth.
他人の悪口を言うな!
Don’t speak ill of others.
学生時代のことを話しましょう。
Let’s talk about our school days.
君はその事について彼と話し合う必要がある。
You must talk with him about the matter.
じゃあspeakとtalkはどこが違うのかというと、speakは主語が一人で勝手に話しているのに対して、talkは二人以上が話し合っている様子を表しています。  本当のことやウソを言うのに話し相手の存在は関係ありません。単に口から「真実」や「ウソ」が出ると言ってるだけです。でも、「学生時代のこと」や「その事」の話は相手と一緒でないとできません。問題文を見てみると、夜遅く場で話し合ってますから、speakではなくtalkを使います。もう1つ例をあげておきましょう。
会議で話しているとき、僕らは英語を使う。
When we talk at the meeting, we speak English.
会議で話しをするのには二人以上の人間が必要ですからtalk、一方口から英語が出るのに相手の存在なんて不要ですからspeakです。

英語学学さんからの質問④

<質問>
He devoted his life to the poor (      ) he could expect no reward.【正解①】
①from whom ②from which
③of which ④from that
■何も見返りを期待できない貧しい人々のために彼は自分の人生を捧げた。
←He could expect no reward from the poor.
このfromは起源ですか。
the poorが人だから②③は問答無用で駄目。④はなぜ駄目なのでしょうか。
また、個人的にHe could expect no reward from the poor. はcouldに否定がないので訳しにくいので結果、この問題の答えが考えにくくて困っちゃうのですがどうしたらよいでしょうか。
<回答>
学学さん!前置詞+関係代名詞の時にはthatは使えません。こんな具合です。
これが私が生まれた病院です。
①This is the hospital that [or which] I was born in.(◎)
②This is the hospital in which I was born.(◎)
③This is the hospital in that I was born.(×)
前置詞は「名詞の詞(ことば)」でしたから、前置詞と名詞の絆はとても強いと思ってください。in the hospitalの<in>と<the hospital>は固い絆で結ばれています。ですから、the hospitalがwhichになってもinと一緒にin whichの形で「ここから飾りが始まるよ」という記号になって飾りの文の先頭に出ます。
私はこの病院で生まれた。
I was born in the hospital.
in which I was born
そう考えると、②の文が文法的に正しくて、①はとても口語的でいい加減だと分かります。さて、関係代名詞thatは基本的に省略できます。どうしてかというと、thatがなくてもそこから飾りが始まることがすぐに分かるからです。thatが無くても全く問題がないわけです。だから、①のthatも省略できます。こんな具合です。
①This is the hospital that I was born in.
the hospitalの直後から別の文が始まっているので、thatがなくてもそこで文が区切れていることがハッキリ分かります。では、③のthatを省略してみてください。意味が全く分からなくなります。
③This is the hospital in that I was born.
inまで読んだときに、もしかするとinが前の文につながっているんじゃないかと誤解される可能性も残ります。例えばこんな具合です。
これはこの地区内にある病院です。
This is the hospital in this district.
そんなわけで、「前置詞+関係代名詞」にはthatが使えません。同じ理由で非制限用法にもthatが使えません。
次に、fromの意味ですが、これは普通の「~から」です。「expectモノfrom人」で「人からモノを期待する」です。例えばこんな具合です。
彼女からメールがくるかと待っていました。
I expected an e-mail from her.
あ、昔はmailは不可算名詞でしたが、最近はe-mailを可算名詞として使ってます。ロングマンの辞書にも可算名詞で載ってます。
前置詞の意味を考えながら英文を読むのは大切な練習です。でも、ここで書いているように、「起源」も「理由・原因」も「区別」も「禁止・妨害」も「分離」も、基本的に「~から発生する」、「~から引き起こされる」、「AをBから区別する」、「~から引き離す」、「~から離れる」のように「~から」の意味が根底にあります。そのことをもう一度確認してみてください。
最後に、noは「ゼロの」の意味の形容詞です。これが英語の発想ですから「ゼロの~」に早く慣れてくださいね。そして、from whomを「その人(たち)から」と訳してしまうことです。こんな具合です。
その人たちからゼロの見返りを自分が期待できる貧しい人々のために彼は自分の人生を捧げた。
He devoted his life to the poor from whom he could expect no reward.

英語学学さんからの質問③

<質問>
The Government of Japan has promised to do all (     ) lies in its power to alleviate the hardships of those made homeless by the tsunami.【正解②】
①of ②that  ③what ④where
■日本政府は今回の津波で家を失った人たちの窮状を緩和するために、政府にできることは全てやることを約束した。
先行詞に選択の余地がない場合は、関係代名詞はthatは分かるのですが、lies in its powerの訳がイマイチ分かりません。他動詞layは「寝かせる・置く」、自動詞lieは「寝る・ある」からlie in~が「ある・そのパワーがある」みたいな幼稚な訳になってしまいました。
こういった文法問題でも前置詞に関してなんのinなのか、など考えた方がよいのでしょうか(>_<)
<回答>
英語学学さん!lieを「寝る・ある」と訳出できるのはスゴイことです。ここでも書きましたが、lieを教室では「横たわる」と習います。でも、日常生活で「横たわる」なんて言葉を使うことはないですよね!?英文を和訳するとき、普段使わない日本語を使っても上手くは行きません。だから、学学さんの言う通りで、lieは「人は寝る・横になる」「モノはある」と考えると上手くいきます。こんな具合です。
僕はよくこのベンチで寝る
I often lie on the bench.
富士山は東京の西にある
Mr. Fuji lies to the west of Tokyo.
だから、問題文のliesも「モノはある」と訳出できます。inは普通に「~の中」でOKです。its powerを「政府の力」とすると変なので「権限」くらいにします。
全てのことはその(政府の)権限の範囲内にある
All lies in its power.
薮下は「政府の権限の範囲内にあること」を「政府にできること」と意訳をしています。でも、こんな意訳を大学は求めていないので安心してください。
それよりも、この問題文が難しいのは後半の省略です。
今回の津波で家を失った人たちの窮状を緩和するために~
to alleviate the hardship of those people who were made homeless by the tsunami
alleviateはシス単には載っていません。それにthose madeというつながりもパッと見よく分かりませんよね。ですから、この問題の解が求められることと、この問題文が和訳できることは全くの別物だと思ってください。ハッキリ言って、受験会場では制限時間内に設問の解が求められればいいのです。設問の問題文の分析や反省は大切なのですが、模試会場や受験会場でそれをやってはいけません。会場の外でやることが肝要です!空所補充4択は配点が低いので、ここで時間を浪費しては長文に使える時間が減ってしまいます。

英語学学さんからの質問②

<質問>
What is the name of the building (    )?【正解③】上智大-外
①which roof you can see
②that you can see its roof
③whose roof you can see
④the roof of it you can see
後ろの関係詞の先行詞はthe name of the building全体でしょうか?選択肢から関係詞だとは分かりますが、万能なthatは非制限用法以外は大丈夫だから②、「A of B」のBはそのままwhichに置き換えるから①でも良さそうです。宜しくお願いします。
<回答>
英語学学さん!これはとてもいい質問です。もし先行詞がthe name of the buildingだったら、飾りの文は「そのビルの名前の屋根をあなたは今目にすることができる」になってしまいます。これではどう見ても変ですよね!?
そして、「非制限用法以外は万能なthat」というのはその通りです。でも、何でもthatにすることができるわけではありません。関係詞の問題を解くときには先ず、飾りの文を復元してみないといけません。こんな具合です。
そのビルの名前は何ですか?(言いたい文)
What is the name of the building?
あなたはそのビルの屋根を今目にすることができる。(飾りの文)
You can see the roof of the building.
You can seen its roof.
先行詞であるthe buildingwhichthatになれますが、直前に前置詞が来るとthatは使えません。ここではofという前置詞があるので、the roof of the buildingはthe roof of whichという形でしか飾りの先頭に出すことができません。こんな具合です。
今目の前に見えているビルの名前は何ですか?
What is the name of the building the roof of which you can see?(◎)
What is the name of the building the roof of that you can see?(×
だから、②のthatはありません。そしてits roofと「its」が残ってるのも変です。また、「A of BのBはそのままwhichに置き換えられる」のですが、A of Bの結びつきが強いので、A of Bのセットを崩してはいけません。the roof of whichの形のまま飾りの先頭に出ます。だから、①の様にはなりません。
its roofの「its」という所有格を関係詞にする場合、「人はwho」にはwhoseという所有格がありますが、「モノはwhich」にはwhiches(?)なんてないので、人の所有格whoseを借りてきてwhich – whose – whichになりましたね!だからits roofはwhose roofになって飾りの先頭に出てきます。また「その屋根」がセットなので、its roofの形を崩してはいけません。whose(その)だけが前に出ることはありません。こんな具合です。
今目の前に見えているビルの名前は何ですか?
What is the name of the building whose roof you can see?
この上智大の問題が面白いのは、飾りの文の所有格がふた通り考えられることです。そして、言いたい文にもA of Bという所有格が使われているので混乱します。とてもイヤらしくて素敵な問題です。

英語学学さんからの質問①

<質問>
What is the name of the building (    )?【正解③】上智大-外
①which roof you can see
②that you can see its roof
③whose roof you can see
④the roof of it you can see
the name of the buildingのofは関連のofでしょうか?また、後ろの関係詞の先行詞はthe name of the building全体でしょうか?選択肢から関係詞だとは分かりますが、万能なthatは非制限用法以外は大丈夫だから②、「A of B」のBはそのままwhichに置き換えるから①でも良さそうです。宜しくお願いします。
<回答>
英語学学さん!ofの用法は厄介ですよね。でも、問題化されることが多いので、ちゃんと理解しておくことが重要です。
まず、このofですが、これは「所有格のof」です。つまり、A of Bで「Bの持つA」です。同じ所有格を表現するのに「アポストロフィ+s」というのがあって、それを使って書き換えることができます。こんな具合です。
⊿労働者の持つ権利
the rights of the workers
= the workers’ rights
あ、これは複数形の名詞に「アポストロフィ+s」が付くと、-s’sになって見苦しいので、2つ目のsが省略されてます。そして、意志を持って所有できるのは人間だけで、モノには意志がないので所有することはできません。ですから、「モノ’s」という表現はありません。こんな具合です。
⊿ビルの屋根
the roof of the building(◎)
=the building‘s roof(×△)
×△にしたのは、ネットに載ってる英文では普通に使われるようになっているからです。でも、文法的に正しくはありません。ということは、所有格のofは人でもモノでも使えるのですが、「アポストロフィ+s」は人にしか使えないわけです。最近では所有格の「A of B」のofを消してAとBを入れ替えた表現を皆よく使ってます。こんな具合です。
⊿労働者の権利
the workers rights(△)
⊿ビルの屋根
the building roof(△)
つまり、「アポストロフィ+s」は人にしか使わないけれども、「アポストロフィ+s」を消してしまえば人でもモノでもOKというルールになりつつあります。ま、A of Bもアポストロフィsも両方とも英作文では使ってはいけません!
英作文で一番無難なのは、haveを使うことです。なぜなら、「人have~」でも「モノhave」でもどちらても使えるからです。こんな具合です。
⊿労働者の持つ権利。
the rights which the workers have
⊿ビルの屋根
the roof which the building has
ここからは日本語の問題なのですが「ビルの持つ屋根」というのは変ですよね。人は所有できますが、モノは所有できないからです。屋根はビルの一部なのですから、これは「所有」ではなくて「所属」になります。つまり、「ビルに所属する屋根」なわけです。でも、この日本語も変ですよね?!ですから、所有格のofは「BのA」と日本語にするのが適切です。つまり「労働者の権利」、「ビルの屋根」です。
A of Bを「BのA」と訳すと上手くいかない様なofの用法が出題されます。「BがAする」、「BをAする」、「BというA」、「Bで構成されたA」などがそうです。でも、この所有格のofだけは「BのA」と訳出できるわけです。関係詞については次回説明しますね。