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Vintageはクソ参か?!(23)

前回の続きで、Vintageで同じ内容を扱っている設問の120と127が別の項目に分類されているお話です。あ、ちょっと風邪をこじらせてしまって発熱しています。ブログを更新する元気はないのですが、前回の記事に対する投稿が何件かあって、個別に回答するよりもここで一度に済ませておいた方が良いと思い、キーボードを叩いてます。
投稿の内容は総じて次のようなものです。あ、前回も掲載した英文をもう一度載せておきます。赤い方が問題集に収録されている英文です。
日本人が英語を学ぶことは容易ではない。(120)
It is not easy for Japanese to learn English.
=English is not easy for Japanese to learn.
この問題はあの問題よりも僕にとって答えるのが難しい。(127)
It is more difficult for me to answer this question than that one.
=This question is more difficult for me to answer than that one.
設問120の不定詞は名詞用法、設問127の不定詞は副詞用法。だから120がSection042「不定詞の名詞用法」に、127がSection044「不定詞の副詞用法」に分類されているのは当然ではないか。
薮下は河合塾も含めるともう30年くらい英語を教えているので、指摘されなくてもそのくらいは分かります。上の方は形式主語Itの内容を受けた真主語のto不定詞ですから、主語になれるのは名詞用法の「ことシリーズ」です。一方、下の方は「この問題はむずかしい!」に対する「何するのが?」の疑問に答えているので副詞用法に決まってます。でも、このタフ構文のポイントは不定詞じゃなくて形容詞です。つまり、難易・危険安全・快不快の形容詞で分類する方が分かり易い。それに、127では副詞用法から名詞用法への書換に言及しているのに、120の方では触れていない。これって変じゃないですか?
あ、熱があるので言ってしまうと(授業ではもう説明したのですが)、Vintageは設問126の英文を副詞用法に分類しているのがもっと変です。これは説明の仕方が下手なのではなくて、説明が間違ってます。
玄関の鍵を一晩中開けっ放しにしていたのは彼女の不注意でした。(126)
It was careless of her to leave her front door unlocked all last night.
この不定詞も形式主語Itの真主語ですから、当然名詞用法です。なのに、なぜ設問126は不定詞の副詞用法に分類されているのでしょうか?全く理解に苦しみます。あ、もしかしてVintageはこのtoを副詞用法だと判断したのでしょうかね?
それなら、今まではVintageの説明を読んでも当のその問題しか解けないと思っていたのですが、「Vintageの説明を読んでも、当のその問題さえ理解できない」と訂正しなくてはいけませんね。
この英文のポイントもやっぱり形容詞です。carelessは「人is+形容詞」の形で人に使うので、次のようにこの英文は書き換えられます。
玄関の鍵を一晩中開けっ放しにしていたのは彼女の不注意でした。(126)
It was careless of her to leave her front door unlocked all last night.
=She was careless to leave her front door unlocked all last night.
それをVintageは形容詞の性質には言及せずに、ただ「She is careless to leave~としても同意」と書いて誤魔化しています。あ、下の英文の不定詞なら副詞用法に分類できるのですがね。
タフ構文のことをもっと詳しく知りたければ、ここを参照してください。そして、Vintageに代わるもっと良い問題集を探して教えてあげる約束なのですが、今は動けないのでもうちょっと待っていてくださいね。あ、クリスマス、おめでとう!

2 Comments

  1. wrote:

    逆にクソ参じゃない文法の問題集ってありますか??

    水曜日, 12月 27, 2017 at 10:45 AM | Permalink
  2. wrote:

    良い問題集を紹介する約束なのですが、身体がフラフラしていて、まだ本屋まで歩けません。もうちょっと待ってください。

    水曜日, 12月 27, 2017 at 12:34 PM | Permalink

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