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ReadingDrill第25回(4)

前から2015年度の早稲田大文学部の大問Ⅱ(A)を解いています。「Which of the following statements is NOT true?」タイプの問題が「同意文書き換え問題」ってどういうことですか?という質問を何人かからもらいました。今回はこの「同意文書き換え問題」について考えてみましょう。
「次の英文がほぼ同じ内容を表すように、空所に適語を1語ずつ書き入れなさい」
■僕が家を出るとすぐに雨が降り出した。
As soon as I left home, it began to rain.
(On)(my) leaving home, it began to rain.
(No)(sooner)(had) I left home than it began to rain.
 この類の問題を「同意文書き換え問題」とか「連立完成問題」などと呼びます。それぞれの文章がほぼ同じ意味になるように、空所に適語を補う様に指示されます。この問題を解く時の基礎知識は、本文の内容と一致する選択肢を作るときに使う知識と同じです。まさか本文と全く同じ語句を選択肢で使うわけにはゆきません。そんな問題なら幼稚園児でも解けますからね。そこで、本文の英語を同じ意味の別の表現に書き換えるわけです。だから「ture or NOT trueタイプ」の問題は「同意文書き換え問題」と同じわけです。
 覚えておくとよいのは、「同じ内容」には、「同じ意味の語や語句」に書き換えるのものと、「同じ意味の構文」に書き換えるものがあるということです。つまり、「語彙レベル」の書き換えと「構文レベル」の書き換えです。そのことを頭に置いて、「正しい選択肢のパタン」を見てください。
1.同じ意味の単語・語句どうしの置き換え(語彙)
2.同じ意味の構文どうしの書き換え(構文)
3.分析的表現⇔総合的表現の置き換え(語彙)
4.具体的内容⇔抽象的内容の置き換え(語彙)
5.比喩的表現⇔直接的表現の置き換え(語彙)
6.仮定法⇔直説法の置き換え(構文)
 6は2の「同じ意味の構文どうしの書き換え」に含まれます。でも、「仮定法」は本文の書き換えに特によく使われる構文なので、2とは別に項目化しました。2015年度の早稲田大文学部の大問Ⅱ(A)に限らず、「true or NOT trueタイプ」の問題を解く時には、「同意文書き換え問題」を意識して解く必要があります。
 早稲田の選択肢について言えば、次のことに注意してください。
・設問や選択肢から抽出したマーカがそのまま本文には出てはこずに、必ず言い換えられている。
・動詞がマーカになることもある。
・正解の選択肢は具体性が抜け落ちてしまって、ヌルッ、ツルッとしている。
・正誤の判定が付けにくい、紛らわしい選択肢がある。
 最後の「紛らわしい選択肢」ですが、これは早稲田英語の昔からの特徴です。「紛らわしい選択肢」は保留しておいて、明らかに正しい、あるいは明らかに間違っている選択肢を探すのが良いでしょう。
 明日のセンター試験、頑張ってくださいね。成功を祈ってます!

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