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ReadingDrill第16回(2)・センター英語詳説

前からReadingDrill第16回の解説をやっています。今回は、設問2のテーマの抽出です。英文を読むときは必ず、主張文(抽象文)とテーマを指摘するようにしてください。それだけで問題が解けてしまうことがよくあります。段落最終文が「抽象文」ですから、この中の名詞がテーマのはずです。
書き言葉で2重引用符(ダブルクォーテーションマーク)は、直接口から出る発話を引用するときに使います。でも、ジェスチャでこれを使うと「いわゆる」とか「いうなれば」などの意味で、具体的・個別的な事柄を一般化して言う場合に使います。こんな具合です。
air-quotation
実際にダブルクォーテーションマーク記号を書くのではなくて、書く「フリ」をしているのでairが付いてます。これはギターを引くフリをするのを「エアギター」と言うのと同じです。だから、「air quotation marks」。でも、どう見ても「カニの真似をしている変態オヤジ」ですよね、これは。
さて、厳密に言うと、「一般化」というのは「抽象化」することによって、何にでも当てはまる枠組みを作ることです。つまり、「抽象化」と「一般化」の間には、原因と結果ほどの違いがあります。でも、ここでは同じことだと考えても別に問題はないでしょう。つまり、ダブルクォーテーションマークの間に挟まれている名詞は「抽象化」されているわけです。この場合は”citizen scientists”が登場する3人に共通する要素なわけです。テーマの特徴は次の様なことでした。
①テーマは著者がその段落でそれについて言っているところの「それ」。
②テーマは段落冒頭の抽象文(主張文)の中で「テーマ is 主張」の形で登場することがある。
③テーマは抽象的な名詞で与えられ、それが同格表現(namely、that is to say、 in other words、コンマ、コロン等)を挟んで右側で説明され具体化されることがある。
④テーマはその段落の中で繰り返し出てきて、代名詞化されることがある。
③から、この段落のテーマは”citizen scientists”だと分かります。でも、②と④では裏切られています。つまり、段落冒頭に主張文(抽象文)は来てませんし、代名詞化されてもいません。いつもパターン通りに行かないところが面白いですね。

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