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ヤバイ英熟語・takeのまとめ(4)

文法・語法問題集「ヴィンテージ」のやり方についても教えて欲しいというコメントをもらいました。「ヤバ熟」はちょっとお休みして、今回も「勉強の仕方」について考えます。
1つ大切なことは、文法・語法問題集は、今まで勉強してきた文法・語法の「穴」を探すためのもので、それを使って文法・語法を勉強するためのものではないということです。このことを分かっていない子が多すぎます。だって、左に問題、右にその「大ざっぱな」説明が書いてあるだけなのですから、そんな「チンケな」説明を読んでも文法が分かるはずがありません。ちゃんと、「総合英語」を勉強しないとダメです。もう1度繰り返しますが、文法・語法問題集は、1冊をざっと目を通して、出来る問題はすっ飛ばして、自分の苦手なところ、仕上がってない文法項目をあぶり出すために使うものです。右の「大ざっぱな」解説は、文法知識の確認のための、ただの「インデックス(見出し)」のようなものです。
そんな文法・語法問題集に、ちょっとした革命をもたらしたのが、いいずな書店の「ヴィンテージ」です。これに書いてある右側の説明は、ただのインデックスじゃなくて、ちゃんとした説明になってます。これは問題の配置の仕方を工夫したことによって成せる技です。だから、総合英語を一々参照しなくても、「ヴィンテージ」だけである程度文法の勉強ができます。
さて、ここからが「爆即英文法」ですが、真面目な子は自力で問題を全部解こうとします。でも、薮下は問題は解きません。解く時間がもったいないからです。だから、解かずに答えを「読む」のです。そして、すぐに右の解説も「読む」。これ、必殺技です。つまり、1回目は、問題集をただ「読む」のです。問題に「時制」とか「仮定法」などの表題が付いていると、それだけで問題が90%解けてしまってます。つまり、文法項目別に問題が分類されているだけで、大きなヒントになっているわけです。だから、「ネクステージ」や「ヴィンテージ」は文法の入門書ですから、「読む」だけで良くて「解く」に値しません。自力で解く価値のあるのは、問題が文法項目別に分類されていない、桐原書店の「即戦ゼミシリーズ3・大学入試英語頻出問題総演習」のようなやつです。
2回目は、1回目に読んで「分かった」問題をハジきます。そして、「分からなかった」問題は総合英語の該当項目を読んで勉強します。それでも分からなければ、薮下に質問に来るか薮研にコメントします。もし、余裕があれば、「積極的不正解」を考えます。あ、これも必殺技の1つで、「なぜそれが正解なのか」だけじゃなくて「なぜ他のが不正解なのか」も積極的に考えるのです。世の問題集は「積極的正解」だけを説明しています。でも、「積極的不正解」の方が大切な場合があります。
3回目以降は「分かった」問題をどんどんハジき続けてください。もう問題を覚えてしまって、見ただけで「積極的正解」が出てくるようになったら、「ヴィンテージ」は用済み、完了です。
実は、受験単語集も同じ事で、「システム英単語」を使って単語を覚えることはできません。単語は英文の中に出てくるのが、その文脈の中で「生きてる単語」ですからね。単語集は「死骸」の標本みたいなものです。単語集の利用価値は、まだしっかり覚えてない単語を探すことです。ま、連想記憶術を書き写しながら、第1語義を覚えてゆくのも悪くありませんが、それだけでは単語は自分のものになりません。

2 Comments

  1. wrote:

    最近よく聞くのが、
    「近年センターの英語量が増えている!受験生は速読の練習を!」
    とか言って、生徒に繰り返し音読させて、速読力とリスニング力、発音までマスターしよう!文法は満点でも200点中41点しかないからやる価値がそこまでない!みたいな傾向が塾で広まってるようですが、
    長文から学習したほうがいいんでしょうか。
    文法って2の次みたいな扱いでいいんですかね。
    授業で長文はこの一年で20くらいしか扱ってないのですが、ほかの高校だと100とか200、灘とかだと500とか長文やってるそうですね(本当なのかはわかりませんが)

    あと、「精読は昭和の遺物だ!」っていうのも風潮みたいですね。ウチを担当している先生は精読に力を入れてます。夏くらいにはもう次進んでもいいんじゃないかと思いつつも結局また1年経ってしまいました。大女王部ですかね。

    火曜日, 2月 17, 2015 at 11:46 PM | Permalink
  2. wrote:

    英語量が増えたというのは事実です。だからといって、「速読」を習得する必要はありません。本来の「速読」とは、本文をちゃんと読まずに「名詞」を探してつなげていって、ストーリを自分で勝手に構築するような読み方ですからね。だから、「速読」じゃなくて「ただ速く読むこと」が必要なのです。もっと言うと、マーカが出てくるまでは読み流して、マーカがヒットしたらその文をちゃんと読むことです。

    現在受験の真っ最中の高3の先輩(車戸君)の話では、上智の英米でもマーカ抽出法が使えたそうです。それだけで彼は上智に合格しました。センターの英語よりも上智の方が英語量は遙かに多いですから、あんなのを全部読んでいたら時間が足りなくなります。

    音読は効果的な方法です。言葉は味覚以外の五感をフルに使って覚えるのがやっぱり大切です。でも、発音・アクセント問題に出てくる単語は決まっているので、音読をやればできるようになる類の物ではありません。発音・アクセント問題集を1冊はやく仕上げることです。

    僕の予備校時代の友人も、授業ではドリル形式の問題を沢山解かせてるみたいです。要は、解き方を反復練習させ、頭にてたたき込むわけです。でも、100や200を授業だけでやるのは不可能です。週3回の授業でやれる量は知れてますからね。そこは自分でやるしかありません。それに、構文主義(精読主義)も1つの授業スタイルですから、「昭和の遺物」はちょっと言い過ぎかも知れません。

    水曜日, 2月 18, 2015 at 10:14 AM | Permalink

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