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第1課 「単語」(32)「所ジョージ」じゃなくて「ジョー所ジ」

「やり直しの英文法」の32回目です。今回から副詞について考えます。副詞は名詞以外のものなら何でも飾れます。こんな具合です。
僕はいつも朝食の代わりに牛乳を飲む。-動詞haveを飾る
I always have milk for breakfast.(L5-2)
そのTシャツはとてもキレイです。-形容詞beautifulを飾る
The T-shirt is very beautiful.(L2-2)
君は野球がとても上手です。-副詞wellを飾る
You play baseball very well.(L3-1)
いつも飲む」ですから、副詞always(いつも)は動詞「飲む」を飾ってます。また「とてもキレイ」ですから、副詞very(とても)は形容詞「キレイ」を飾ってます。そして、「とても上手に」ですから、副詞very(とても)は副詞「上手に」も飾れるわけです。あ、「上手にやる」ですから「上手に」は動詞「やる」を飾っているので副詞です。よく「副詞は動詞、形容詞、副詞それ自身を飾る」と言いますが、そう考えるよりも「副詞は名詞以外のモノを全て飾る」と覚える方が簡単です。
baseballさて、今では誰もが知っている予備校ネタに「所ジョージ」というのがあります。これは用法の違う副詞の並べ方を言ってます。こんな具合です。
僕は校庭でみっちり昨日野球をした。
I played baseball in the school ground hard yesterday.
文末に副詞が来てますが、先ず場所の「公園で」、次に状態の「みっちりと」、最後に時間の「昨日」の順に並んでますね。この「場」→「態」→「間」の部分を拾い読みして「所ジョージ」と言ってるわけです。なかなか面白い語呂合わせですが、いつも「所ジョージ」の順番に副詞が並んでいるとは限りません。いや、どちらかというと「状態」→「場所」→「時間」の順番の方が一般的です。こんな具合です。
僕はみっちりと校庭で昨日野球をしました。
I played baseball hard in the school ground yesterday.
どうしてかというと、状態の「どの様に?」は動詞を直接飾っているので、動詞に近ければ近いほど良くて、「場所」や「時間」は「僕は野球をやった」全体に対して「それはいつ?」「それはどこ?」という情報を付け加えているので、動詞から多少離れていても問題がないわけです。  ですから「所ジョージ」じゃなくて「ジョー所ジ」としなくてはなりません。それに、必ず「場所」→「時間」の順番になるとは限らないので、「所ジョージ」というのはあんまり意味がありません。言い換えると、副詞におおよその「定位置」はあっても、例外もたくさんあって正解を1つに絞り込むことができないので、序列問題としては出題できないわけです。さらに言うと、「態」とか「況」というよりも「態」という表現を良く使います。「どのに」の情報は「態」と考える方が自然ですからね。
それよりも、副詞は飾りたいもののすぐ側に置くのが原則です。だから、名詞以外の前後にあれば大体が副詞なわけです。例えば「頻度の副詞」なら「いつもやる」「よくやる」「時々やる」のように動詞「やる」を飾りますから、動詞の直前・直後によく来ます。そして、be動詞ならその後ろ、一般動詞ならその前に来ます。つまり、否定語のnotの位置と同じなわけですね。こんな具合です。
サムはよく遅刻をする。(L5-2)
Sam is often late for school.
サムは遅刻をしない。
Sam is not late for school.
彼女はいつもは歩いて学校に行く。
She usually walks to school.
彼女は学校に歩いては行かない。
She doesn’t walk to school.
これを見れば分かるように often や usually は、否定語notやdoesn’tと同じ位置に来ていますね。次回も副詞の位置を考えます。

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