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第1課 「単語」(27)分詞にも限定用法と叙述用法がある

「やり直しの英文法」の27回目です。今回も形容詞について勉強します。先ず、分詞も形容詞だということを証明しましょう。
Godzilla1デカいゴジラ
big Godzilla(限定用法)
ゴジラはデカい。
Godzilla is big.(叙述用法)
bigは形容詞ですから、限定用法と叙述用法の2通りの使い方ができます。上の限定用法はGodzillaの前にひっついてオマケの装飾語句としてGodzillaを飾っています。一方、叙述用法は、文「A=B」の主要構成要素BとしてAのGodzillaを飾っています。じゃあ、次のはどうでしょうか。

 


走っているゴジラ
running Godzilla(限定用法)
ゴジラは公園を走っている。
Godzilla is running in the park.(叙述用法)
あんなものが公園を走っていたら大変です。あ、runningは現在分詞ですが、上はrunningがGodzillaの前にオマケの修飾語句としてひっついているから限定用法だし、下は文「A=B」の主要構成要素BとしてAのGodzillaを飾っているので叙述用法です。ということは、現在分詞 running big と同じで限定用法と叙述用法の2つの使い方ができるので形容詞だということが分かります。
現在分詞の叙述用法のことを「進行形」といいます。学校では良く進行形を「be+現在分詞=~している」と教えますが、これは間違いだと分かります。つまり、「走っている」という意味は現在分詞が持っていて、be動詞とは全く関係ありません。もし「be+現在分詞」が「~している」なら、「走っているゴジラ」はこうならないといけません。
走っているゴジラ
be running Godzilla(×
さて次に、過去分詞が形容詞だということを証明しましょう。
白い花瓶
a white vase
その花瓶は白い
The vase is white.
やっぱりwhiteも形容詞ですから、限定用法と叙述用法の2通りの使い方が出来ます。上の限定用法はvaseの前にひっついてオマケの装飾語句としてvaseを飾っています。一方、下の叙述用法は、文「A=B」の主要構成要素BとしてAのvaseを飾っています。じゃあ、次のはどうでしょうか。
壊れた(壊された)花瓶
a broken vase
その花瓶はゴジラに壊された。
The vase was broken by Godzilla.
brokenは過去分詞ですが、上はbrokenがvaseの前にオマケの修飾語句としてひっついているから限定用法だし、下は文「A=B」の主要構成要素BとしてAのvaseを飾っているので叙述用法です。ということは、whiteが形容詞ならばまったく同じ使い方のbrokenも形容詞だと分かります。
過去分詞の叙述用法のことを「受け身」または「受動態」といいます。学校では良く受け身を「be+過去分詞=~される」と教えますが、これは間違いだと分かります。つまり、「壊された」という意味は過去分詞が持っていて、be動詞とは全く関係がありません。もし「be+過去分詞」が「~された」なら「壊された花瓶」はこうならないといけません。
壊れた(壊された)花瓶
a be broken vase(×
あ、限定用法は1語だけの短い飾りなら名詞の前、2語以上の長い飾りなら名詞の後ろにひっつきましたね。2語以上の長い飾りの例を挙げておきましょう。
向こうを走っているゴジラ
Godzilla running over there
ゴジラが壊した(ゴジラによって壊された)花瓶
a vase broken by Godzilla
前にここで勉強したように、欧米が「する・させる」の文化なのに対して、日本は「なる」の文化でした。だから英語では「人はする、モノは人によってされる」の能動-受動関係をハッキリさせるので「ゴジラによって壊された花瓶」となるのですが、日本人はモノが勝手にそうなると発想するので「壊れた花瓶」の訳語がピッタリ来るのですね。

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