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第1課 「単語」(24)動詞のまとめ

God「やり直しの英文法」の24回目です。今回は動詞の5つの分類法をまとめておきます。
<be動詞とそれ以外の動詞>
動詞は一元論的に世界を「AはBだ」と定義する「be動詞」という特殊動詞と、それ以外の日常生活全般で使う「一般動詞」とに分類できます。be動詞は「A=B」の「イコール」の働きをしていて、知らない人に何か説明する文を作ります。このbe動詞がやる「AはBだ」という定義や判定は、僕らが日常生活の中でやっている動作や状態とは全然違います。だから、疑問文や否定文の作り方もbe動詞とそれ以外の動詞では違っているし、助動詞do、does、didとbe動詞が1つの文の中に一緒に出てくることもありません。
あ、本当は一元論的に(キリスト教が)世界を定義する英語の「A is B」と、多元論的に(多神教が)関係性だけを語っている日本語の「AはBだ」の2つは全く別の表現なのですが、今はこの違いを考慮しません。ここら辺の英語と日本語の文化論的な差異は大学で勉強してくださいね。
<自動詞と他動詞>
動詞は目的語が要るか要らないかで、「自動詞」と「他動詞」に分類できます。動詞は分で勝手にできる動作や状態、動詞は者が必要な動作や状態です。者のことを「目的語」と呼んで、その動作や状態が目的としている対象で、普通は日本語の「何を」で表現できます。だから、その動作や状態に「何を」が来たら他動詞、来なければ自動詞と考えて上手く行きます。
同じ動詞が自動詞と他動詞の2つの意味を持つことがあります。runも「走る」は自動詞ですが、「経営する+何を」になると他動詞になります。この様に、中学生でも知っているのに意外な意味がある単語が良くテストに出ます。
彼はホテルの中を走った。(自動詞)
He ran in the hotel .
彼はそのホテルを経営している。(他動詞)
He runs the hotel.
<動作動詞、瞬間動詞、状態状態>
動詞はそれが継続する時間から「動作動詞」、「瞬間動詞」、「状態動詞」の3つに分類できます。その動作がしばらく継続する動詞を「動作動詞」、その動作が一瞬で終了する動詞を「瞬間動詞」、その状態がしばらく継続する動詞を「状態動詞」と呼びます。ま、もっと正確に名前をつけるなら、「継続動作動詞」、「瞬間完了動作動詞」、「継続状態動詞」と言わないといけません。一瞬で動作が完了して継続性のない「瞬間動詞」は別にして、「動作動詞」を「~している」にしたければ現在進行形にしますが、「状態動詞」は初めから現在形に「~している」の意味があるので進行形にはしません。
同じ動詞が動作と状態の2つの意味を持つことがあります。leaveも「出て行く+何を」は動作ですが、「そのままにしておく+何を+どの様に」は状態です。
始発のバスはいつ出発しますか?
When does the first bus leave?
あたしはドアを開けっ放しにしておいた。
I left the door open.
状態動詞には進行形がありませんから、次の英語は間違っています。
私はドアを開けっ放しにしておいた。
I was leaving the door open.(×
<日本語の発想で上手く行く動詞と行かない動詞>
動詞には、日本語の発想では上手く意味が分からない「comeとgo」や「させる系の他動詞」があります。英語の「comeとgo」は話題の中心を考えて、そこへ近づいてゆくのがcome、そこから離れてゆくのがgoです。一方、「させる系の他動詞」は中学以来お馴染みのinterestを思い浮かべると簡単です。I am interested in Englishだから「人 is -ed」、English is interestingだから「物 is -ing」と覚えてしまいます。もちろんinterested persons(興味を持っている人)だから「-ed+人」、「interesting English」だから「-ing+物」にもなります。これはblackがThe cat is black.(名詞 is black)にもa black cat(black名詞)にも使えるのと同じです。
<単体動詞と句動詞>
動詞はそれを構成する語数から、単体動詞と句動詞に分類できます。単一の語ででき上がっている動詞を「単体動詞」、2語以上が集まって1つの動詞の働きをする語句を「句動詞」と呼びます。句動詞は英語が「核心的主張から周辺情報へ」と向かうように、「基本的な動き+それが向かう方向や速さ」で構成されています。英語のこのベクトルが分かるようになれば、英語が格段読みやすくなります。つまり、僕らが日本語を読むときに次に何が書かれてあるのかを大体予測ができるように、英語を読みながら、今は「核心的主張」だ。あ、ここから「その周辺情報」が始まったな、と分かるようになります。
自動詞に前置詞がくっつくと他動詞になることがあります。lookも「見える」だと自動詞ですが、「見る+何を」になると他動詞になります。look atも「目で見る」という基本動作と「一点のat」というその方向とで出来上がっていて、2語で1つの「見る」の意味を表すので「句動詞」です。
彼女は幸せそうに見える。
She looks happy.
彼女は地図を見た。
She looked at a map.

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