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【講義ノート199】無生物主語(12)「させる系の他動詞⑤」

無生物主語にこだわらなければ、ものすごくたくさんの「させる系の他動詞」があります。時間があるときに辞書に載っている他動詞の語義を隅から隅まで見回してみてください。そこには「~させる」の訳語が散在しているはずです。例えばconvinceがそうです。
その弁護士は彼らに僕の無実を確信させた。
The lawyer convinced them of my innocence.
彼らは僕の無実を確信している。
They are convinced of my innocence.
彼らの話は説得力がある。
Their story is quite convincing.
convinceは「納得させる+誰に+of何を」の4型クズレの語順を取ります。ofは「事柄・関連のof」でaboutと同じ「~について」の意味を持っていました。ちゃんと「人is -ed」、「モノis -ing」になっていて、「人is -ed」には状態進行形の訳語がついているし、「モノis -ing」は進行形の訳語がつかないのは「させる系」の特徴でしたね。あ、convinceについては『悪魔の語法』のここで一度やりました。忘れた子は参照しておいてください。
先生は僕の成功を保証してくれた。
The teacher assured me of my success.
僕は自分の成功を確信している。
I am assuredof my success.
assureのように「人is -ed」だけ残って「モノis -ing」が消滅した「させる系」なら、掃いて捨てるほどあります。こんな具合です。
電話が鳴ったとき、私たちは話に夢中だった。←absorb =熱中させる
We were absorbed in our conversation when the phone rang.
彼は音楽に秀でている。← accomplish =完成させる
He is accomplished at music.
この地位に適している人はほとんどいない。←adapt =適合させる
Few men are exactly adapted to the post.
彼は自民党に所属している。←attach =所属させる
He is attached to the Liberal Democratic Party.
僕はその物音で目が覚めた。←awaken =目覚めさせる
I was awakened by the noise.
彼はふと、昔のことを思い出した。←remind =思い出させる
He was suddenly reminded of the scene of old days.
受け身なのに受け身の訳語がつかない場合には「させる系」じゃないかと考えるクセをつけておくと良いでしょう。あ、Our conversation was absorbing(話は面白かった).の「モノis -ing」は成立しますね。interestingよりもちょっと強力な感じです。

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