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【講義ノート159】「AするとすぐにBした」その1

■家を出るとすぐに雨が降り出した。
I had hardly left home before it began to rain.
hardlyやscarcelyの原義は「~するのは厳しい・難しい」で、その意味がひっくり返って「かろうじて~する」「何とか~する」の意味でも使えます。つまり、hardly seeなら「ほとんど見えない→かろうじて見える」、scarcely knowなら「ほとんど分からなかった→何とか分かった」となるわけです。
彼女はかろうじて授業に間に合った。
She scarcely made it in time for the class.
そこから、上の例文は「雨が降り始める前に、僕は何とか家を出た」が原義だと分かります。「Aする前に何とかBした」と言うことは「AするとすぐにBした」と同じことを言っているわけです。beforeの代わりにwhenを使って「Aした時に何とかBした」とすることもできます。
ここで大切なのは、雨が降り出すよりも家を出た方が時間的に古いってコトです。だから、過去より古い大過去、昔よりも古い大昔の「had+過去分詞」を使います。だから、このタイプの「AするとすぐにBする」を時間差タイプと呼んでます。
家を出るとすぐに雨が降り出した。
I had hardly left home before it began to rain.
さて、hardlyはscarcelyは否定語ですから、これを強調のために文頭に引っ張り出すと疑問文型の倒置が起こります。並べ替えの問題には注意が必要です。
家を出るとすぐに雨が降り出した。
Hardly had I left home before it began to rain.
それでは類題を解いて見ましょう。
演奏が始まったとたん照明が消えた。
Hardly [ the lights / the performance / had / begun / when ] went out.
→Hardly had the performance begun when the lights went out.
【第33章 否定(2)】例文=295

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