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【英語の読み方 24】「文中の-ing」・その1

①名詞になる
■多くの場合、一目見れば分かります。(=動名詞)
Seeing is believing in many cases.
■古道具屋を回るのが僕の楽しみです。(SV=動名詞)
I enjoy looking around antique shops.
「文中の-ing」というのは、-ingが文の構成要素になっている場合を指します。文の構成要素というのはSVOCのことを言います。例えば、次の様にC(どのように)やO(何を)になっている-ingは「文中の-ing」です。S(主語)になるの「文頭の-ing」のところでやりましたね。3つとも「動名詞」のことシリーズです。
②動詞になる(進行形とその仲間)
■彼は1人グラウンドを走っていた。(進行形=be+現在分詞)
He was running around the ground alone.
「be+現在分詞」で動詞の「進行形」になるので、-ingはVの構成要素になっているわけですから、これも「文中の-ing」です。現在分詞自体は「~している」の意味の、動きのある形容詞です。でも、-ingと一緒になるのがいつもbe動詞とは限りません。こんなものあります。
▼彼は1人グランドを走り続けた。(進行形=be以外+現在分詞)
He kept running around the ground alone.
▼彼女はテレビを見ながらソファに横になっていた。
She lay watching TV on the sofa.
▼その犬は私に向かって吠えながら近づいてきた。
The dog came barking at me.
▼彼は口笛を吹きながら道を歩いて行った。
He went whistling down the street.
「keep(し続ける)」「stand(立つ)」「座る(sit, stay)」「横になる(lie)」「行く(go)」「来る(come)」は進行形の文のbe動詞の代わりに使うことができます。そして「~しながら立っている」「~しながら座っている」「~しながらやって来る」などの意味を表現できます。
③形容詞になる(知覚動詞と使役動詞)
■僕は自分の犬が庭を走り回っているのが目に入った。(SVO=現在分詞、Vが知覚動詞)
I saw my dog running around in the yard.
知覚動詞や使役動詞も「文中の-ing」をとることがあります。知覚ならば「~しているのを見る」の意味です。例文のrunning around in the yardはmy dogの様子を説明している形容詞です。もし「~するのを見る」の意味を表現したければこうなります。
▼僕は自分の犬が庭を走り回るのを見ていた。
I saw my dog run around in the yard.
「~するのを見る」は比較的長い時間に渡り冷静に観察したという事実を、「~しているのを見る」はその時に進行中の行為や動作を生々しく臨場感一杯に「見ちゃったよ!」くらいの興奮を述べているわけです。
■あたしは子供達に一日中家の中を走り回っていて欲しくない。(SVO=現在分詞、Vが使役動詞)
I won’t have my children running around in the house all day.
使役ならば「~ばかりで困っている」の意味になります。これを「非難・困惑のing」と薮下は呼んでます。例文のrunning around in the house all dayもやっぱりmy childrenの困った様子を説明している形容詞です。さて、本来、使役動詞は原形(原形不定詞)しかとりません。こんな具合です。
▼僕は君をそこに行かせた。
I made [let / had] you go there.
ただし、使役動詞getの時は、多義語の語義の「手に入れる」「到着する」「やっつける」「理解する」「なる」と区別するためにto不定詞を使って「~させる」だよということを強調します。
▼僕は君をそこに行かせた。
I got you to go there.
でも、例文のように使役動詞haveと一緒に使う「文中の-ing」には注意が必要です。現在分詞には「~している」の進行形の意味があるのですが、そこから「~ばかりしている」と意味が広がって「非難・困惑」を表現する時にも使います。「will not have人-ing」や「cannot have人-ing」の形で使います。あ、「非難・困惑の-ing」にはこんなのもあります。
▼あいつはいつも現実離れしたような夢ばかり追っかけて困ったものだ。
He is always dreaming of something fantastic.
進行形とalwaysが一緒になったら「~ばかりで困ったモノだ」と覚えておいてください。
さて、②③で扱った「文中の-ing」は特定の動詞とセットになっています。「be+-ing」は全体をV(動詞)と考えて読み進めば良いでしょう。でも「知覚動詞+人+ing」や「使役動詞have+人+ing」の時は、ともかく-ingの左側にスラッシュ(/)を入れて、その-ingは「名詞」か「副詞」か「形容詞」かを考えるようにしてください。知覚動詞や使役動詞のhaveが見つかれば「~している」の形容詞だと分かればOKです。
④覚えなくても良いモノ
参考書によっては、次のような「文中の-ing」(現在分詞)を載せているのもありますが、これは大学入試の文法語法には出題されません。だから、覚える必要はないでしょう。
■そのお笑い芸人は私たちを笑わせていた。
The comedian had us laughing.
■あたしは子供達に一日中家の中を走って欲しくない。
I don’t want my children running aroun in the house all day.
使役動詞haveは「have+人+原形不定詞」でしか出題されないし、この「させていた」って訳語は何ですかね。それに、このwantは「want+人+to~」の省略表現に過ぎません。元はこんな英語でした。
・I don’t want my children to be running around in the house all day.

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