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【英語の読み方 1】「係(かか)りと結び」①

「係りと結び」といっても、古文に出てくる「係り結び」ではありません。形容詞が名詞を飾っている様子を「形容詞が名詞に係っている」と言うときの「係り」です。そして、「結び」とは「接続詞がAとBとを結んでいる」と言うときの「結び」です。英語を読む作業で一番大変なのが、この「係と結び」を見極めることです。
「副詞が動詞に係っている」のもやっぱり「係り」なのですが、副詞の場合は「文頭」「文中」「文末」の3カ所で、「文中」は否定文にしたときのnotの位置だから比較的分かり易いのです。それに対して、「形容詞が名詞に係っている」場合は、名詞さえあればその直前直後はもちろんのこと、ちょっと離れた場所からも名詞に「係る」ことがあるので、とても厄介です。
「結び」とくれば、等位接続詞のand、but、orが何と何を結んでいるのかのことです。等位接続詞には他にも、nor、for、soあるのだけれど、この3つは用法が特殊でそんなに面倒はありません。そして、and、but、orが結ぶモノに注目すれば、そのシンメトリック(対称的)な美しさにビックリすることでしょうね。この英語が持つシンメトリックな美しさに気がつくようになれば、君の英語力もなかなかのものですよ!
しばらくは、この「係と結び」について講義をします。先ず「係りと結び」を表現する約束事を覚えてください。
・名詞に係っている飾りの最初と最後にスラッシュ(/)を入れ、飾られる名詞に向かって矢印を書く。
・and、but、orが出てきたら丸で囲み、直後に注目して、直前に同じ形(文法的機能)を探す。
具体的にはこんな具合です。
■机の上の本はあたしのです。
A book ←/on the desk//  is mine.
■机の上の本に俺は火を付けた。
I lit the book ←/on the desk//.
■僕は机の上の本の方へ歩いていった。
I walked toward the book←/on the desk//.
■北野武はその映画を監督し、主演もした。
Takeshi Kitano directed the movie and starred in it.
あ、このブログのエディタには「丸で囲む」機能がないので、をつけてます。そして、授業では「丸矢印」って言ってますが、やっぱりそんな記号は書けないので矢印)を使ってます。この作業をこなすことで、いつも「係りと結び」を確認するわけです。そうすることで、英語の構造がほんのちょっと分かる様になるはずです。

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