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「どの程度?」か「なにするのが?」か(構文54)

学校英文法では、次の3つを同じ「程度の不定詞」に分類します。
◇彼はそのくらい不注意だ→どの程度?→車に鍵をかけないでいるくらい
He was so careless as to leave his car unlocked.
◇彼女はそのくらい親切だった→どの程度?→僕に道を教えてくるくらい
She was kind enough to show me the way.
◇この問題は難し過ぎる→どの程度?→僕が解けるくらい
This problem is too difficult for me to solve.
確かに上2つは「程度のto」だと納得できます。でも一番下のは「この問題は難しすぎる→どの程度?→僕が解けるくらい」ではちょっと変ですよね。本当だったら「この問題は難しすぎる→どの程度?→僕には解けないくらい」とならなきゃならない。でもto solveには否定の意味はないのだから、そうはなりません。だから、このtoを3つとも同じ「程度のto」だと言うはちょっと乱暴です。むしろtoo~toの表現は「何するには?」に近い。次の例文を見てください。
◇この川は泳ぐには危険だ。
This river is dangerous to swim in.
「この川は危険だ→何するには?→泳ぐには」、「この問題は難しすぎる→何するには?→僕が解くには」となり、「何するには?のto」と発想する方が自然だよね。この「なにするには?のto」を学校英文法では「形容詞の補足説明」と言ってます。つまり形容詞dangerousやdifficultの後ろに付いて、何をするには危険なのか、何をするには難しいのかを説明しているわけです。だから、too~to・・・を和訳する際は、「~過ぎて・・・できない」とやるよりも「~過ぎる→(何するには?)→・・・するには」と訳出する癖を付けておいた方が良いわけです。

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