レイヤー化する世界

佐々木俊尚の『キュレーションの時代』『レイヤー化する世界』を続けて読んだ。国とかいろんなシステムって,「なりゆき」で,「とりあえず」今の形になっているものなのだな。なのに昭和の頃の,ほんの一時期のものでしかなかった現象を,追い求めている人が多いように思える。この世界が変わっていくことに目をつぶって,今の状況への最適化を追いかけさせる教育をこのまま続けるのは罪悪じゃないかという気がしてくる。

いつかこの世界も滅ぶ日がくるからという歌詞を書いたのが25年くらい前のこと。やっぱり「光」とは戦わなくてはいけないんだろう。

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これが週刊こどもニュースだ

池上彰のこれが「週刊こどもニュース」だ (集英社文庫)を読んで一息。彼がお父さん役をやってたときも何度かこの番組を見たが,ニュースで話されているいろんなことの基本を自分が分かっていないということを思い知らされる恐ろしい番組だった。たとえば彼自身も出演者の中学生とこんなやりとりをしたという:

「小学校で,先生がみんなに差別はいけません,という話をしてくれなかったの?」
「してくれたよ」
「だったら,わかるでしょ」
「差別はいけないと言っていたけど,何のことかわからなかったの」

わからなかったと正直に言える機会があることは幸せだ。こういった問題は非常にデリケートで,具体的なことを教えることが差別行動のひきがねになることの懸念もある。しかし,表す言葉を知らないまま差別感情を持っていることの方が,自覚できないだけ危険だと私は思う。

また,子供たちが自分で考える訓練をしていないことにも触れている。「君はこのことについてどう考えるんだ」と問いただすと,泣き出してしまう子もいたらしい。教えられたことをテストで再現することが「勉強」じゃないんだがなあ。普段の勉強で「どう思うか」を聞かれることはあるけど,その多くは「どう思うと答えることがこの場面では正しいとされるか考えよ」という意味だったりする。

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神田神保町は恐ろしい町

週末はドリトルミーティングと,マインドストーム本の輪読会ということで東京に行っていた。詳細なレポートは後で書くことにするが,ただ一つだけ,記憶が新しいうちに言っておきたいことがある。神田神保町は恐ろしい町だということだ。

なぜあんなにも古本屋がたくさん軒を連ねているのか。時間がなくてぎりぎりで行動していたから3冊しか買わずに済んだのだけど,もっと早く会場に向かっていたらどんな惨事が待っていたかと思うと…次からは湯島聖堂で時間つぶすのやめようかな :-)。

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