教育」カテゴリーアーカイブ

○○をやっておけば

期末テスト前最後の授業が終わった。今回は少なかったのだが,いつも多い質問は「○ ○だけ覚えておけば何点とれますか」というものだ。聞かれても答えようがない… そんな計算なんてしたことがないんだから。

大体からして私は「○ ○だけやっておけば」みたいな勉強を勉強とは思っていない。そんなことをしても,自分の身体からはなれたところで知識の断片をこねまわすだけで,何も(自分も外界も)変化しない。それは時間の無駄だ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ○○をやっておけば
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

万能薬

さまざまなアレルギー反応を抑えこめる蛋白質を筑波大で発見したというニュースを見た。アレルギーや花粉症の薬というとそれぞれの症状に特化したものがすぐれているみたいなイメージを持っていたのだけど,この研究が進めばアレルギー全般に効果のあるものができるのかな。

で,ふと教室で行なわれている授業に思いを移行する。我々が与えているもの,生徒が求めているものが,個別の症状に特化したものをあれやこれや数多く,ということになってはいないだろうか。ほりさんが「目に見えない構造」と いう記事で指摘している「野村方式」もそういうことだと思う。まるでフォームも定まらない選手にホームランの打ち方を教えるようなやり方,それは対症療法 の寄せ集めにしかならない。なんだか基礎体力とか基礎練習とか,そういうのがないがしろにされてる気がするなあ。能力を高めることの基盤って,教科の枠と か関係なしにあるものだと思うのだけど。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 万能薬
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

情報モラルとコンピュータ

東京書籍が「情報モラルとコンピュータ」の中学校・高校版を作るということでお手伝いさせていただいたのだが,それができあがってきたとのこと。自分の書いたシナリオの通りにアニメが動いて声がついているのかと思うと見るのが照れくさい。

制作チームが全員顔をあわせることはない(北海道から兵庫まで散らばっている)ので知らなかったのだが,三重県の玉城中学校の先生がいらっしゃる…私の出身校だ。卒業して30年近くたつので当然知らない先生なのだが,なんだか嬉しい。今もチャイムは「荒城の月」のアレンジしたやつなのかな。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 情報モラルとコンピュータ
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

教員免許更新講習申し込み

来年度までのところで講習を受けなくてはいけない。ということで放送大学に申し込んでみた。最後は8月の試験で合格しなくてはいけないのだが,2日から選べるようになっているので4科目を散らして受けられるのかと思ったら,どちらか1日で4科目を受けなくてはいけないようだ。私はこの更新講習の制度は愚策だと思っているのだが,そう思っていてはつまらないので勉強は楽しむとしよう。

書類を郵送するために郵便局に行ったら「記念切手でいいですか」と言われた。楽しいからもちろんOK。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 教員免許更新講習申し込み
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

ノート術

岡田斗司夫氏がやってる「ひとり夜話」の「ノート術」を見てみた。夕飯をはさんで全部一気に見たのだが,いい。発想法好きな私向けにしゃべってるんじゃないかと思うくらい。

ノートの効能として「人前で話せる」 「文章が書ける」をあげているが,これは非常によくわかる。ノートであるかカードであるかブログであるか,それは人によるだろうし,方法による効果の違い はあるだろうけど,こういう小さい私的なアウトプットをすることの効果だと言えるのではないか。我々は外部にアウトプットをしてなんぼの仕事だ。そのため にこのような私的なアウトプットを繰り返しておくことが準備になる。そうしないとすぐに忘れてしまう…風呂場で思いついたメロディのように。

以下,動画を見て面白いと感じたことなどのメモ。

  • 「楽しい」を重視してるのもいいな。
  • 頭は工場じゃない…効率を重視しても無理をかけるだけ。頭は農地なんだから土壌をいい状態にすることが大事。
  • 助走段階
    その日にやったことを名詞と動詞で書く。適したノートが売ってないから日付のある手帳を使ってしまうというのはどうしてなんだろう…と思ったのだけど,助走で書く分だとこのくらいの分量になってしまうからのようだ。
  • 離陸段階
    採点する。0~5。マイナスはつけない。そのうち1点,2点のことは自然とやらなくなる。そういえば中学のときにつけてた日記には好きな歌ランキングを毎日ずっと書いてたな。
  • 上昇段階
    ここまでの段階では自分にしか影響が及ばない。まわりへの影響を及ぼすのはこの段階以降があるから。ノートを大きくする。右側が論理や考え,左側が面白い こと。採点や「やったこと」はもう必要ない。考えたことでノートが書けるようになる。24時間持ち歩く。「なぜ」を突き詰めていくときに,裏をとったり正 解を調べたりするのはしない方がいい,というのは面白い。これは演習問題だから自由に発想を遊ばせること。「どうして自分はこれが気になるか」を最後に考 えるといい。左ページでは自分にしかわからなくていい。イメージを遊ばせる感じ。確かにこれをやるには「書き癖」がついてないとしんどいだろう。そのため の助走・離陸段階なのだろう。
  • 「頭のいい人はジャグリングの名人」というのはわかるな。私は凡人だからノートとかカードとか道具を使う。あの人(誰)やあの人(誰)は頭が良すぎるからそういう風に道具を使うやり方を著書で否定していたけど,私にそんな無理な注文をしないでほしい。
  • そういえば岡潔先生も発想ノートみたいなことを言っていたと思う。高校生の頃に読んだ記事だからあまり覚えてな いけど,「毎日新しいページに書く」ことが大事だ,ということを主張されていたと思う。その頃は1日1ページ消費されていくことがもったいないと思ってい たので受け入れられなかったけど,今ならわかる気がする。
  • 「学べること絶対量の法則」はすごくわかる。プライドが邪魔してしまって素直に受け入れられないのではつまらない。
  • 巡航段階
    思いつきやアイディアが仮説や意見になる。これが財産であり,これを生み出すことが目的。脳内にリンクが作られるようになる。
  • 再加速段階
    アウトプット。人に話す…ノートを見せながらがいい。おもしろいことを書けないうちのブログはS/N比が低い。そういえば今年の最初2ヶ月くらいブログを 毎日埋めることに挑戦してみたが,どんどん薄くなっていって自分でも面白くなかった。三つの世界…社会・電脳・ノート。社会と電脳は他人と差がつかない。ノート によって深度ある世界が作れる。

ちょうど@nakano_lab氏がノートの話をtwitterでしていた。コクヨのドット入りノートナカバヤシのスイング・ロジカルノートにはあまり興味をひかれない。学研のコーネルメソッドノートは 自分では使わないかもしれないけど,ちょっと気になる。自分が生徒や学生だった頃にはこういう形でのいわゆる「整理されたノート」を作ることにまったく興 味がなかったのだが,それはその当時扱っていた情報量が整理しなくても済む程度のものだったからだったように思われる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ノート術
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]